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首を温めるとあたたまるのは、なぜ?

首を温めると、あたたかいのはなぜ?
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首を温めるとあたたまるのは、なぜ?

こんにちは!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。

寒くなってきましたね。
今年は特に、秋を通り越して、すぐに冬がきた感覚です。

本記事では、首を温めるとあたたまる理由を解説します。

防寒着の代表的なものに、「マフラー」があります。
ご存知の通り、首にまいて身体を温めます。

では、なぜ首を温めるのでしょうか?

実は、人間の体温調節に、血液の温度が深く関わっています。

血管には、「動脈」と「静脈」があります。
心臓から出る血管を「動脈」、心臓に入る血管を「静脈」と呼びます。

この動脈・静脈ともに全身をめぐります。
冷たい血液が全身に流れると体温は下がります。
反対に、温かい血液が全身に流れると、体温は上がります。

つまり、体温を上げるには、血液を温める必要があります。
温めることで効果がある血管の要素は、以下の3つです。

  1. 血管が大きい
  2. 表面にある
  3. 心臓に近い

この3つの要素を満たしている場所が、「首」の周囲なのです。
首には、脳の栄養血管として、大きな「頸動脈」が走行しています。
また、その隣には「頚静脈」が走行しており、この「頚静脈」はすぐに心臓に入ります。

頸動脈と頸静脈

心臓に入った血液は全身に送り出されます。

このような流れで、全身に温かい血液が流れるのです。

寒くてどうしようもない日は、ぜひお首を温めてみてくださいね。

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