ローフードは体に悪い?加熱はしない方が良い??
こんにちは!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
健康には、ローフードが良いって紹介されたんだけど…
加熱しない方が良いの?
この疑問を解決します。
- 本記事の内容
・ローフードとは?
・ローフードが健康に与える影響
ローフードとローフードが健康に良いとされる理由について、理解できます。
3分で読めるので、ローフードのことを知りたい方は、最後まで読んでみてください。
ローフードとは?
ローフードは、Raw Foodと書きます。
「生の食べ物」という意味です。
野菜や果物を生のまま食べたり、48℃以下で調理したものを指します。
続いて、ローフードが健康に与える影響をみていきましょう。
ローフードが健康に与える影響
ローフードの健康に関する要因は、主に2つあります。
- 食物由来の酵素を体内に入れられる
- 栄養素を逃さず摂取できる
順に説明します。
食物由来の酵素を体内に入れられる
体内の酵素には、「消化酵素」と「代謝酵素」があります。
消化酵素は、文字通り消化を助けるための酵素です。
代謝酵素は、体内の代謝を助ける酵素であり、代謝が活発になることで、体調改善・美肌効果・便通改善などが期待できます。
ただ、酵素は消化を助けるための消化酵素としての働きを担って、残ったものが代謝酵素の役割を果たすとされています。(諸説あり)
そのため、消化を助けてくれる食べ物を摂取することで、残る代謝酵素を増やして健康につながるという理論です。
この消化を助けてくれるのが、ローフードなのです。
※ただ、食物由来の酵素を摂取して消化を助けてもらうことについては、まだ議論の余地が残っています。
健康長寿ネット|酵素の働きと健康効果より
栄養素を逃さず摂取できる(こともある)
ローフードのもう一つの効果として、栄養素を逃さずに摂取できる点があります。
例えば水溶性ビタミンは、水に溶けやすく、加熱調理などでビタミンが抜けてしまう特徴があります。
一方、ローフードでは、生または低温のために、ビタミン等の栄養が調理によって抜けることはほとんどありません。
では、全ての食物がローフードの方が栄養素が高いかというと、そうでは有りません。
例えば、トマトに含まれる「リコピン」やニンジンに含まれる「βカロテン(ビタミンA)」は、加熱した方が栄養素が増えることが知られています。
生のトマトに比べて、トマトジュースではリコピンが3.8倍とも言われてます!
このような事例からも、
生=身体に良い、加熱=身体に悪い
とは言い切れません。
そのため、ローフードが身体に良い・身体に悪いということではなく、それぞれの栄養素に応じて、調理や食べ方を検討してみましょう。
ご質問がある方は、下記からどうぞ。