脳卒中を発症してから2年たっても歩行は良くなる?
こんにちは!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
父が1年前に脳梗塞になってから、歩くことが出来なくて…
今からでも、リハビリを行えば歩けるようになるの?
この疑問を解決します。
- 本記事の内容
・脳卒中治療ガイドライン2021で示される歩行への指針
・2年後も歩きが良くなった、リハビリ内容
脳卒中のリハビリ指針と、2年後にも改善がみられたリハビリ内容を理解できます。
2分で読めるので、脳卒中後遺症の歩行を良くしたい方は、最後まで読んでみてください。
脳卒中治療ガイドライン2021で示される歩行への指針
脳卒中治療ガイドライン2021という、ガイドラインがあります。
このガイドラインは、「脳卒中の治療を決める際の指針となる」ガイドラインです。
つまり、脳卒中の治療を行うときに、(必ず)参考にするものです。
リハビリの内容も載っており、理学療法士も参考にしています。
その中で、歩行について、以下のような記載があります。
(前略)歩行機能を改善するために(中略)トレッドミル歩行訓練、歩行訓練、下肢筋力増強訓練を行うことが勧められる。(推奨度A エビデンスレベル高)
脳卒中治療ガイドライン2021
歩行を良くするために、3つのトレーニング方法があるということです。
では、具体的にはどのような方法なのでしょうか?
2年後も歩きが良くなった、リハビリ内容
この指針の根拠となった論文があります。
その論文では、発症後3ヶ月で歩行が困難だった人に対して、2年後までリハビリを実施した結果、歩けるようになったと報告されています。
では、どのようなリハビリを行ったのでしょうか?
残念ながら、リハビリ内容は詳しくは記載されていません。
ただ、読み取れることが一つあります。
それは、麻痺側の促通を行って、麻痺側の強化を行った事です。
これだけだと、言い切ることはできませんが、少なくとも
「麻痺側の促通」と「麻痺側の強化(筋力トレーニング)」は、歩行の改善に有効である可能性が高いです。
発症から時間が経っている方は特に、「麻痺側の促通」と「麻痺側の強化」をより意識してみてください。
リハビリの成果が良い方向に変わるかもしれません。
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