【動画付き】肩の腱板断裂の手術後リハビリで避けるべき動作2選
こんにちは!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
肩の腱板断裂の手術後は、何を気をつければ良いの?
この疑問を解決します。
- 本記事の内容
・腱板断裂の手術後リハビリで最重要なこと
・腱板が伸びるのを避けるためのポイント2選
・いきなり肩を動かさない
本記事を読むことで、肩の腱板断裂の手術後リハビリが理解できます。
1分で読めるので、肩の腱板断裂術後リハビリでスムーズに回復したい方は、最後まで読んでみてください。
腱板断裂の手術後リハビリで最重要なこと
肩の腱板断裂の手術後、最も注意すべきことがあります。
それは、
腱板の ‘再’ 断裂
腱板の再断裂とは、手術をしてつないだ腱板が、再び断裂することです。
これだけは何としても避けたいところです。
一方、「再断裂」は手術前の説明でも、手術後の説明、リハビリ、看護など全ての場面で何度も繰り返し聞きます。
そのため、誰もが気をつけるべき現象となる上、装具で固定するために中々起きるものではありません。
実は、装具を外したタイミングでの「再断裂」ではない現象が肩の機能の回復を阻害します。
それは、
腱板が伸びる
ことです。
一度伸びた腱板は、筋力を十分に発揮することが困難となります。
せっかく手術をして腱板を再建したにも関わらず、1年経っても肩や腕が使えないという状況になってしまいます。
これはなんとしても避けたいですよね。
「腱板が伸びる」ことを避けるためのポイントは、2つあります。
腱板が伸びるのを避けるためのポイント2選
避けるためには、腱板を伸ばさないことと、腱板に力を入れないことが重要です。
具体的には、
- 脇を閉じない!!
- 肩を自分で動かさない!!
この2点です。
装具がはずれた後は、腱板断裂をした側の腕も徐々に日常生活に参加します。
その際に、腱板が伸びる可能性があります。
先ほどの2点を踏まえながら、慎重にリハビリを行います。
いきなり肩を動かさない
装具がはずれた後は、医師からの許可動作や病院でのリハビリプロトコルに沿って、少しずつ腱板断裂した肩を動かしていきます。
この際に、リハビリでは理学療法士とともに慎重に動かしているにも関わらず、日常生活では慎重さが失われている場合があります。
そうならないために、日常生活の送り方も、リハビリや理学療法士から聞いた上で練習しておくことをオススメします。
例えば、食事動作。
箸を使って口まで食物を運ぶには、肩を自分で動かすことになります。
そういうときは、肘を机に置いた上で、肘の曲げ伸ばしで口まで食物を運ぶ方法を用います。
この方法だと、肩は動かさずに肘の動きだけで、食事が行なえます。
動画でも解説しているので、ぜひご覧ください。
まとめ
- 肩の腱板断裂の手術後は、再断裂に注意
- 脇を閉じない、肩に力を入れない
- 装具が外れた後も、気をつけながら日常生活を送る
詳しくは、手術を行った医師や担当理学療法士に確認してくださいね。
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