【画像・動画で解説】電気刺激を使った脳梗塞片麻痺に対する手の促通自主トレ
こんにちは!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
退院すると、毎日リハビリに通うこともできない…
自宅にいる時に、麻痺しても出来る自主トレはあるかな?
この疑問を解決します。
- 本記事の内容
・画像と動画で、家庭用の低周波治療器を使った手の促通自主トレを紹介
本記事を読むことで、自宅で電気刺激を使った自主トレが理解できます。
1分で読めるので、自宅で効果的な自主トレを行いたい方は、最後まで読んでみてください。
電気刺激を使った手の促通自主トレを画像で解説
それでは、画像を【6枚】用いて、低周波治療器を使った手の促通自主トレをご紹介します。
記事の最後の方に、動画での解説もありますので、合わせてご覧ください。
注意点
使用する低周波治療器「オムロン エレパルス」
使用する低周波治療器は、「オムロン」の「エレパルス」という機器です。
肩・肘・手がリラックスできる姿勢をとる
画像のように、机やクッションを用いて、麻痺側の手がリラックス出来る姿勢をとってください。
多くの方が、寝ている姿勢より座る姿勢で麻痺側の肩・肘・手に力が入りやすいです。
パッドを貼る部分をウェットシートなどで湿らせる
皮膚が乾燥していると、痛みや火傷などの危険がありますので、パッドを貼る位置をウェットティッシュなどで湿らせます。
除菌シートなどでもOKです。
リハフィットでは、以下の除菌ウェットティッシュを使用しています。
パッドを貼る
ここが最も重要です。
目的とする筋肉に合わせて電極パッドを貼ります。
今回は、手首をそらす・指を伸ばす筋肉に電極パッドを貼付しています。
エレパルスの設定
パッドがしっかり貼り付けられたら、エレパルスの設定を行います。
① 強さ…電源on offの機能を兼ねています。まずはメモリを「1」にします。
② 部位・もみ方…「さする」に設定します。肩や腕もありますが、促通に適しているのは「さする」です。
③ こだわるモード…「ワイド」に設定
④ ②・③の設定が完了した後、強さを「1」から徐々に上げていきます。
手首をそらす・指を伸ばす筋肉の収縮がみられるか、動きが出るまで強さを上げます。
※痛みが出ない範囲で実施してください。
電気を流しながら、手を動かすように意識する
エレパルスの設定が完了したら、手首をそらす・指を伸ばす筋肉に電気刺激が入ります。
このタイミングで、自分で上げるように意識してみてください。
意識しすぎると、手や指を握り込み、力が入ってしまうので、リラックスしながら行う事を心がけてください。
動画でも自主トレを紹介
電気の強さを上げる時に画像と文章だと理解し辛いですので、動画でご確認いただくと、有効な自主トレにつながると思います。
まとめ
自主トレの直接指導をご希望の方は、以下からお気軽にご相談くださいませ。
希望者には、自主トレを伝えます
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