歳をとると筋肉痛が遅れてくるのはなぜ?
こんにちは!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
本記事では、歳をとると筋肉痛が遅れるのはなぜかを考えてみたいと思います。
早速、結論です。
筋肉痛が遅れてくるのに年齢はあまり関係がない。
あるのは、運動負荷の大きさである。
詳しく解説していきます。
筋肉痛の種類
筋肉痛には、2種類あると言われています。
- 即発性筋痛
- 遅発性筋痛
一般的な筋肉痛は、「遅発性筋痛」を指します。
遅発性筋痛とは、運動した後、翌日や翌々日に生じる筋肉痛のことです。
本記事も、この遅発性筋痛について説明します。
その前に、即発性筋痛も、簡単に触れておきます。
運動中に感じる筋肉痛のことです。
例えばふくらはぎの筋トレで、踵上げをします。
何回も繰り返すと、途中でふくらはぎの筋肉に痛みを感じてきます。
これが、「即発性筋痛」です。
更に翌日、ふくらはぎに筋肉痛を感じれば、これは「遅発性筋痛」です。
イメージ出来たでしょうか?
筋肉痛が起きるタイミング
筋肉痛が起きるタイミングは、筋肉の修復過程にあります。
筋トレを実施すると、一般的に以下の流れになります。
- 筋トレを実施する
- 筋線維が損傷する
- 損傷した箇所を修復する過程で炎症反応が生じる
この③の部分で、筋肉痛が生じると考えられています。
筋肉痛が生じるまでの時間差の理由
歳をとると、筋肉痛が遅くなったと感じるのは、加齢が原因ではありません。
実は筋の修復過程において、炎症反応の程度で筋肉痛までの早さが決まるとされています。
つまり、筋の損傷が大きい場合は、筋肉痛になるのが早くなります。
反対に、筋の損傷が小さい場合は、筋肉痛になるのが遅くなります。
では、筋の損傷具合はどのように決まるのでしょうか?
これは、「運動負荷」です。
100kgのベンチプレスと、5kgのベンチプレスでは、100kgのベンチプレスを上げた方が運動負荷は高くなり、筋肉痛はより早く出現するのです。
つまり、
- 歳をとると筋肉痛が遅くなる
- 歳をとると運動負荷が小さくなって、筋肉痛が遅くなる
という事です。
リハフィットでは?今日の筋トレはどれくらいの運動負荷だったか?
実際の利用者様で、70歳を越えても、「次の日に筋肉痛がきた」
という声も聞かれます。
シンプルにすごいなと思います。
70歳を越えても、自分を追い込んでるわけですから。
注)リハフィットでは、理学療法士監修のもと、運動を行っております。くれぐれも自己判断で、運動負荷を上げないようにしてくださいね。
今日実施した筋トレが、どれくらいの運動負荷だったか、翌日の自分の筋肉に確認してみてください。
筋トレの新たなモチベーションになりますよ。
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