坐骨神経痛はリハビリで良くなるの?理学療法士の視点を公開!
こんにちは!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
本記事では、坐骨神経痛が良くなるかについて、理学療法士の経験を踏まえて紹介します。
腰やお尻が痛くて、整形外科や接骨院に行って言われる診断名。
坐骨神経痛
この症状で悩んでいる方は、非常に多いです。
一方、理学療法士の視点からみると、工夫次第で改善の余地があると思っています。
本記事では、坐骨神経痛を説明した後、リハビリの効果について説明します。
本記事を読むことで、坐骨神経痛が良くなる可能性を知ることができます。
坐骨神経痛とは?
お尻から足につながる「坐骨神経」に沿って起こる痛みやしびれのことです。
痛みやしびれは、坐骨神経が支配している、お尻・ふとももの後面・ふくらはぎ・足の裏まで出現する場合があります。
痛みやしびれが強いときは、動くのも憂鬱になります。
何らかの原因がある場合も多く、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱菅狭窄症はその代表例です。
一方、原因が特定できない(医療では非特異的腰痛に分類)坐骨神経痛もあり、この場合は診断名が坐骨神経痛になります。
注意点は、原因が特定された場合でも、原因疾患を根治させるのは難しい場合もある点です。
坐骨神経痛に対する治療
腰痛診療の指針を示す、腰痛診療ガイドライン2019から、治療をみてみます。
方法 | オススメ度 |
---|---|
安静 | どちらでもない |
活動維持 | どちらでもない(急性腰痛では推奨) |
薬 | (種類によって)推奨 |
牽引 | 行うことを弱く推奨 |
超音波 | 行うことを弱く推奨 |
現時点では、お薬以外は、根拠があるとは言えません。
つまり、坐骨神経痛に対する効果的な治療は確立されておらず、
「色々なところ行ったけど、変わらないな−」
という状態に陥りやすいのです。
坐骨神経に対するリハビリ
リハビリでは、神経そのものにアプローチするわけではなく、坐骨神経周囲の筋肉に対してアプローチを実施します。
非特異的腰痛の坐骨神経痛では、以下のような原因であることが多いです。
原因は、坐骨神経の近くにある筋肉が硬くなり、神経を圧迫することです。
この硬くなった筋肉による圧迫で、坐骨神経痛が出現します。
そのため、硬くなった筋肉を柔らかくすることで、神経の圧迫が軽減します。
神経の圧迫が軽減して、坐骨神経痛がおさまるというわけです。
具体的には、筋肉を柔らかくするために、マッサージやストレッチを実施します。
ただ、適切に行わないと、逆に坐骨神経痛が悪化する場合もあります。
そのため、マッサージやストレッチを行う際は、信頼できるところで施術を受けてみてくださいね。
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