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消費者庁からの発表
2023年5月19日、パーソナルトレーニングに関して、消費者庁からの発表がありました。
具体的には、パーソナルトレーニングの健康被害に関する調査を始めたとの事で、記事の中では、以下のような内容が掲載されています。
ある30代女性は重量のあるバーベルを持ち上げ、徐々にウエートを重くするトレーニングで腰椎(ようつい)を骨折。
また、糖質ばかりの食事をとるよう不適切な食事指導もされていた。
パーソナルトレーニングで健康被害多発 消費者庁、調査開始
パーソナルトレーニングは、パーソナルトレーナーなどの運動指導者が、個別にトレーニングを指導します。
そのため、自分の身体の動きや負荷量を適切に調整してくれるのが、魅力のサービスです。
パーソナルトレーナー側で対策していたにも関わらず、防げなかった場合もあると思いますが、少なくとも「糖質ばかりの食事をとるよう」という部分は、非常に違和感を感じます。
このような間違った指導を受けないために、パーソナルトレーニングを受ける際のポイントをご紹介します。
パーソナルトレーニングを受けるときのポイント
パーソナルトレーニングを受けるときのポイントを2つご紹介します。
① 保有資格の有無
運動指導者に適切な資格を有しているかを確認します。
国家資格の理学療法士、柔道整復師、鍼灸師の他、難関資格(国家資格ではない)のアスレティックトレーナー(AT)や、民間資格の NSCAやNESTAなどがあります。
国家資格や難易度は違うものの、運動に関しては少なくとも学んだ経験があることが分かります。
一方、パーソナルトレーナーの中には、無資格のトレーナーもいます。(法的には問題ありません)
無資格のトレーナーでも、知識・技術・人間性に優れている方がたくさんいるのも事実です。
そのため、ご自身の考えに照らしてみて、資格があった方が安心なのか、無資格でも自分の感覚で決めるのかを判断してみてください。
② 運動前のチェックがない、出来ない
運動を行う際に、利用者様の動きをチェックするか、チェック出来るかを確認します。
運動能力は、人それぞれ違いますので、まずはその動きを把握する必要があります。
例えば、立ち姿勢から「反り腰」のタイプであった場合、運動中に「反り腰」が悪化しないようなメニューを組む必要があります。
このときに、「反り腰」を見落として、激しいパーソナルトレーニングを行った場合、腰痛が起きる可能性があります。
「反り腰」の例だと単純に思えますが、実際はいくつもの動きが複合しているため、全身に配慮する必要があります。
全身に配慮するには、知識と技術に加えて、経験が必要です。
少なくとも、運動前のチェックや動きに関する、合理的なアドバイスが出来るかを確認しましょう。
リハフィットでのパーソナルトレーニングの特徴
リハフィットでのパーソナルトレーニングの特徴を2つ紹介します。
① 理学療法士の資格を有している
リハフィットでは、国家資格である理学療法士の資格を有するスタッフが、パーソナルトレーニングの対応をいたします。
理学療法士は、主に病院で手術後の方やひどい痛みの方など、様々な患者さんへのリハビリを行っています。
骨粗鬆症で骨折しやすい方や、心臓病の手術後で負荷に注意すべき方、片麻痺があって転びやすい方など、本当に様々です。
その方々お一人お一人に、安全なリハビリを提供する知識と技術を持っているため、信頼していただけます。
② 運動前・中のチェックを実施する、出来る
カウンセリングを通して、身体の痛みや既往歴を確認します。
その上で、実際に動きを見て、筋や関節の状態を触れて確認して、運動内容や負荷量を決定します。
ご本人の反応や感想も大切にしながら、徐々に負荷を上げていきます。
まとめ
- パーソナル筋力トレーニングでの健康被害が多発しており、消費者庁が調査を開始。
- パーソナルトレーニングを受けるときは、資格の有無と運動前チェックがあるかを確認
- リハフィットでは、理学療法士が運動前チェックを実施しながら徐々に負荷を上げている
<参考サイト>
国民生活センター:「パーソナル筋力トレーニング」でのけがや体調不良に注意!
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