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膝の痛み、変形のせい「だけ」ではない?!内側の膝の痛みの原因と対策

膝の痛み、変形のせいではない?!内側の膝の痛みの原因と対策
目次

膝の痛み、変形のせい「だけ」ではない?!内側の膝の痛みの原因と対策

こんにちは!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。

ひざの内側に痛みがあります。

整形外科では、変形性ひざ関節症と診断されました。

この痛みは、変形してるから仕方ないのでしょうか?

この疑問を解決します。

  • 本記事の内容

・膝の痛みは、変形だけが原因じゃない
・膝の内側で多い、痛みの原因
・膝の内側の痛みの対処法

本記事を読むことで、膝の内側の痛みの原因と対処法を理解できます。

センター長

3分で読めるので、膝の内側が痛くてお悩みの方は、最後まで読んでみてください。

膝の痛みは、変形だけじゃない

膝の痛みには、色々な種類があるので、膝の痛みを特定するのは簡単じゃありません。

軟骨半月板靭帯筋肉神経など。


その上、色々な種類の痛みの原因が複合しています。

骨も、半月板も、筋肉も痛みがある、のように。


それにも関わらず、膝の痛みについて、誤解が多いです。

特に多い誤解は、

「膝が変形しているから、痛い。」

「変形性ひざ関節症があるから、痛い。」




実は、間違っています。

先ほども述べた通り、膝の痛みには色々な種類があります。


そのため、変形も一つの要素ではあるものの、今の痛みの本当の原因かは定かじゃないです。

そうは言っても、膝の内側の痛みの原因で、多いものはあります。

そちらを、ご紹介します。

変形のせいだと諦める前に、チェックしておきましょう。

膝の内側で多い、痛みの原因

膝の内側の痛みの原因(鵞足)

膝の内側で多い、痛みの原因は「膝の内側の筋肉」です。

詳しくは後ほど解説しますが、痛みの原因が「筋肉」のため、改善の余地があります。


変形だから仕方ないと諦めた方にとって、大きな希望となります。

変形は治らなくても、痛みがとれる可能性があるのですから。


では、膝の内側の筋肉とは、具体的にどこの筋肉でしょうか?


「鵞足」です。


鵞足は専門用語なので、ざっくりと表現すると、膝の内側にある筋肉の「縫工筋、半腱様筋、薄筋」が集まったことを「鵞足」と表現します。


つまり、膝の内側の3つの筋肉が痛みの原因となっているわけです。

では、この鵞足の痛みに対して、何を行えば良いのでしょうか?

膝の内側の痛みの対処法

膝の内側の痛みは、「鵞足」と言われる3つの筋肉が原因であることが多いことを紹介しました。

ここでは、この「鵞足」の痛みを改善する方法をご紹介します。

痛みの改善へ向け、3つの手順で対処します。

STEP
鵞足の筋肉を柔らかくする ※1

・マッサージやストレッチで鵞足の筋肉をほぐします

STEP
ふともも・ふくらはぎの外側の筋肉を柔らかくする

・マッサージやストレッチでふともも(大腿筋膜張筋)や、ふくらはぎ(腓骨筋)をほぐします

STEP
ふとももの内側の筋肉を鍛える

・ふともも(内転筋)の筋力トレーニングを行います

※1 鵞足の付着部を、「グリグリ」することで、痛みが悪化するリスクがあります。

必ず理学療法士などの専門家から、アドバイスを受けた上で実施してください。

下腿を内旋させながら鵞足が縮む方向にストレッチ・マッサージすることがポイントです。

そのため、専門的な一工夫が必要です。

この手順で対処することで、ひざの内側の痛みを改善することが期待できます。

自分自身で対処するのが難しい場合は、ぜひ一度ご相談ください。

ひざ痛の改善へ向け、精一杯サポートいたします。

まとめ

  • 変形性ひざ関節症の診断を受けても、ひざの痛みの原因は「変形」とは限らない。
  • ひざの内側の痛みの原因は、「縫工筋・半腱様筋・薄筋」から成る「鵞足」であることが多い。
  • 鵞足の痛みは、筋肉の柔軟性を出して、筋力を向上させることで、改善する可能性が高い。

本記事によって、少しでもあなたの痛みが改善することを願っております。

<参考文献>
変形性膝関節症診療ガイドライン2023(案) : 日本整形外科学会

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