脳卒中を発症した後、後遺症に対するリハビリの流れ
こんにちは!
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
主人が1週間ほど前、脳梗塞でたおれて、救急車で運ばれました。
病院でリハビリをしていますが、リハビリ病院への転院を提案されました。
あまりに急だったので、混乱しています。
今後の流れを教えてください。
この疑問を解決します。
- 本記事の内容
・脳卒中を発症した後の入院リハビリ
・脳卒中の後遺症に対する退院後のリハビリ(維持期リハビリ)
・維持期のリハビリの選び方
本記事を読むことで、脳卒中を発症した後のリハビリの流れを理解できます。
3分で読めるので、脳卒中を発症した後のリハビリの流れを知りたい方は、最後まで読んでみてください。
脳卒中を発症した後の入院リハビリ
脳梗塞などの脳卒中を発症した後は、多くは入院します。
入院した病院で、急性期リハビリを受けることがほとんどです。
急性期リハビリは1〜2ヶ月間実施します。
その後、脳卒中の後遺症の程度に応じて、退院するか、回復期リハビリテーション病院(病棟)へ転院します。
回復期リハビリテーション病院では、回復期リハビリが実施され、最大150日(高次脳機能障害がある方は180日)の間、入院しながらリハビリを行います。
また、回復期リハビリでは、脳卒中後遺症の改善へ向け、1日3時間もの個別リハビリを行います。
回復期リハビリが終了後は、自宅(施設の場合も)へ退院します。
急性期リハビリも回復期リハビリも、主に「退院へ向けた」リハビリです。
そのため、日常生活の自立や復帰が第一優先になる場合が多いです。
例えば、麻痺していない方の手で食事をしたり、麻痺していない側の足でバランスをとったり…
以上のような内容で、リハビリを実施していきます。
急性期リハビリ | 回復期リハビリ | |
---|---|---|
期間 | 1〜2ヶ月 | 3ヶ月〜5ヶ月 |
リハビリ時間 | 20分/日〜180分/日 病院によって異なる | 1日180分 |
目標 | 急性期から退院できるか、回復期リハビリが必要かを判断 判断のための評価や検査、日常生活の練習が多い | 退院へ向けたリハビリ 退院に必要な日常生活を練習する |
脳卒中の後遺症に対する退院後のリハビリ(維持期リハビリ)
退院後には、リハビリの量は大きく減ります。
例えば、個別リハビリができる「訪問リハビリ」も、制度上 1週間に最大120分までしか行えません。(1回40〜60分)
回復期リハビリで、毎日3時間(180分)のリハビリを行っていた方からすれば、リハビリの時間は激減したと感じます。
他の、デイサービス(通所介護)やデイケア(通所リハ)では、運動の時間は長いものの、多くはマシンや集団でのリハビリになります。
理学療法士と1対1で実施していた回復期リハビリと比較すると、これも大きなギャップです。
「正しい動きが出来ているのかな?」
と、不安に思う方も多いです。
それに加えて、マシンや集団リハビリの場合、動き辛い手足を使うことはすごく難しいです。
現状は脳卒中の後遺症である、「片麻痺」や「高次脳機能障害」への対応は困難です。
以上から、近年、脳卒中の後遺症に特化した「自費」のリハビリサービスが広がりを見せています。
この「自費」のリハビリサービスでは、今まで対応出来ていなかった、「片麻痺」や「高次脳機能障害」への対応を個別で行うことが大きな特徴です。
時間や回数の制限に縛られないのも、「自費」のリハビリサービスの魅力の一つです。
維持期のリハビリの選び方
訪問リハビリやデイサービス、デイケア、自費のリハビリ…
維持期のリハビリは何を選べば良いのでしょうか?
目標や希望毎の選び方を紹介します。
目標や希望に合わせて、選ぶサービスを検討してみてください。
※私の経験上、現時点で最適と思われるサービスです。優劣を表すものではありません。
目標・依頼 | 選ぶサービス |
---|---|
体力を維持したい | デイサービス、デイケア |
日中の介護をお願いしたい | デイサービス |
マッサージをして欲しい | 訪問リハビリ、自費のリハビリ |
片麻痺を改善したい | 自費のリハビリ |
もっと歩けるようになりたい | 自費のリハビリ |
ちなみに…当センターリハフィットでは、脳卒中の後遺症に特化したリハビリを提供しています。
脳卒中後遺症の一つである片麻痺の改善を目指すリハビリ法として、「促通反復療法」を用いています。
また、ご自宅に帰ってから、近くに療法士がいない状況で不安なことも多いと思います。
不安なあなたを支えるため、リハフィットでは一緒に目標やお悩みの改善へ向けて考えていきます。
ぜひ、一度ご相談ください。
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